ope
朝一オペ、無事終了。
こんな経験滅多にないから(年取ったらいくらでもあるんだろうけど)
記しておこう。
実習で行ったことのあるオペ室。
子宮摘出の手術、見学したな~・・・
と、ぼんやり考えながら、更衣室で手術衣にいそいそと着替える。
そんなには緊張はしていない。
キレイなオペ看に率いられ、診療台の上によっこらしょ。
視界に見えるのが、あのライトだけになった途端
急に不安が襲ってきた。もんもんと。
ただ足の小さな腫瘍をピッと取るだけなのにね。
こんなに不安になるものなんだ。
患者さんの♯不安、ちょっとだけ理解できた。
点滴のライン確保のため、ドクターが注射。
左腕に刺されるが、めっちゃ痛い。
コレ、確実血管外に液漏れてますって。
「点滴落ちてるなら大丈夫なんじゃない?」と
ベテランドクターは言うけれど、
いやいや!痛み尋常じゃないから!
見るに堪えれなくなって「かなり痛いです」と伝える。
右腕の血管をとるが、またしても失敗。
刺入時より刺入中の方が痛い。痛すぎる。
私の血管、可動性ハンパないんかな?
3回目にしてようやく成功。
ほっと一息。
注射は1回で成功してもらわないと、結構苦痛だね。
実習中、初めて採血した時に失敗したこと思い出してヘコんだ。
(ちなみにオペ後、腕を見たら失敗2か所超腫れて青くなってた。
今もすこぶる痛い。)
オペ看が優しい顔で「痛かったですね、ごめんなさい。」と
言ってくれた。
気分が落ち着いた。
血圧は自動測定。
ふっと気を抜いた瞬間に左腕がふしゅーーーっと音を立てて突然閉まるので、
たまにビックリする。
大学病院に紹介してくれた先生が、来てくれてた。
「僕のこと、分かりますか?」って。
マスクと帽子つけてて、目もとしか見てないからわからなかったよ。
目だけだと、かっこいいねー先生。
わざわざ江坂から来てくれたことが嬉しかった。
清潔区域と汚染区域を分けるために、青のシートをかぶせられる。
右足だけ露出。
ドクターとナースが群がる。
このオペで何が一番イヤだったかって、
局所麻酔を刺す時。
今まで感じた痛みの中で一番じゃないかってくらい(大げさ?w)
痛かった。
釘が足を貫通する痛みって、あんなんかな?
もう二度と手術台に上がりたくない。
トラウマに片足突っ込んだ気分(笑)
この時もオペ看が隣で手を握ってくれてた。
なんと心強いことか。
麻酔が効き始め、だんだん足の感覚がなくなっていく。
歯の麻酔みたいな。
ふわふわする。
オペが始まる。
切ってるんだろうけど、痛みは感じない。
医師たちの話す声が聞こえる。
「なかなかとれないねぇ」「これ、どうなってるんだ?」とか。
これも不安要因ですよねー。
意識クリアーな私は耳ダンボです。
腫瘍をとってる。
カリカリカリカリ。
変な音。
痛みはないのに、血を拭くガーゼが触れるのは分かる。
まだかなー
ヒマだなー
上に画面があって、自分の手術の様子が見えたらいいのになー
まだかなー
感覚ないから、何してるかまったくわからない。
手術室に入ってから大体1時間。
「糸」
あ、縫うのね。
知らぬ間に、というか、気付かぬ間に手術は終わった。
麻酔が効いているから、痛みはなかった。
包帯がミイラばりにグルグル巻き。
ありゃまーこんなに大層に・・・。
私細身のスニーカーで来ちゃったよ。
先生、先週履物のこと何も言ってなかったじゃないーー。
注意事項はちゃんと話してよぅ。
麻酔が効いてるから、余計にうまく歩けない。
スニーカーも入らない。
母がナイスタイミングでサンダルを買って私のもとへ来てくれた。
阪大病院のダサダササンダル(笑)
でも超助かった。
あと20分程度で麻酔が切れる。
早くロキソニン飲みたいよ。
でも処方箋もらうのに30分くらいかかる。
ロキちゃん飲んだら、精神的に落ち着いた。
で、授業へ繰り出す。
今日は4時まで授業。
足ヒョコヒョコ、包帯ぐるんぐるんで授業に臨む。
足を下にしてると傷がうずく。
でもまぁ頑張ればフツーに歩けるし、
治るならばこの数日間は我慢しよう。
そんな今日。
なんしか、手術中のナースの存在は心の支えでした!!
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