卒業式
3月23日、卒業式。
両親、祖母と共にホテルに泊まる。
「目をパッチリに」と注文をつけたメイクと
自慢の振袖に合わせた紫の袴姿にドキドキする。
あいにくの天気だったが、心は晴れやか。
舞研、看護、高校の友達と写真を撮ってきゃぁきゃぁ盛り上がる。
卒業なんて実感がまったく沸かない。
また明日、みんなと会えるような、
そんな気がしてた。
城ホールでの卒業式。
ずっと座りっぱなしの1時間は、淡々と始まり、淡々と終わった。
学長たちの話よりも、私たちを写す映像の方に気をとられていたりして。
ま、大学の卒業式なんてこんなものよね。
そう思って臨んだ謝恩会。
ドレスアップして皆超キレイ。
ちょっぴり大人な気分。
ウェスティンホテルでうまうまビュッフェを堪能して
かーらーのー
嶺ちゃんを筆頭に、ゆっこ、こやぴー、つるやん、さとちゃん、にーだ氏の
シビれるダンス♪
かっこよくて、可愛くて、なんか伏し目がちで、エロくて、
かぁーなり盛り上がった!!
そして何よりVTR。
泣くなんて思ってなかった。
でも、
「best friend」をバックミュージックに次々と映し出される
看護の仲間や先生、実習や授業の風景、そして大学の写真。
不意打ちすぎるーーー!!!
この4年間の出来事が走馬灯のように蘇って、
涙がポロポロこぼれる。
本当に
本当に
本っっっっ当に
濃い4年間だった。
辛い時も、楽しい時も、みんな一緒だった。
右も左も分からなかった1回生。
みんなと少しずつ話すようになり、打ち解けていった。
この頃は一般教養なので、受ける授業はみんなバラバラ。
同じ教室で授業を受けるようになった2回生。
看護の子全員とお話するようになった。
打ち上げや飲み会にも参加するようになって、
みんなを知っていった。
専門教科が始まって、今までよりも勉強が大変になったけど、
みんなで過去問を回しあったり、勉強の教えっこをしたりして、
なんとか乗り越えた。
テスト&レポート地獄と、怒涛の実習の始まりだった3回生。
一番辛い時期だった。
進路に悩んで、辛くて辛くて涙して、
行き先を見失った私の相談に乗ってくれたのは、友達と両親だった。
感謝してもしきれない。
共和国という実習グループにも恵まれ、無駄に集まったりした。
遊ぶ時は遊びまくった。
でも、実習や勉強になれば、みんな真剣だった。
みんながいたから頑張れた。
慣れ始めた実習と卒論、そして国試の勉強に追われた4回生。
患者さんとの関わりを通して、たくさんのことを学んだ。
先生の支えがなければ、きっと挫折してた。
夜遅くまで作ったアンケート、夏休み返上で頑張った調査、
細かい統計処理、何度も訂正した考察や論文作成。
丁寧に指導してくださった先生と、一緒に頑張ってきた編入生さんのおかげで
なんとか仕上がった。
楽しいことばかりじゃなかった4年間。
みんながいたから乗り越えられた。
授業、打ち上げ。
みんながいたから心から笑いあえた。
そして、勉強、患者さんとの関わり方、色んなことを教えてくれた先生方の存在は、
ものすごく温かくて、私たちの支えだった。
かけがえのない4年間。
2度と戻れない4年間。
戻れなくていい。
この4年間を糧に、
これから私たちは、それぞれの道を歩んでいくんだ。
大好き。
看護の仲間が。
看護の先生が。
保健学科が。
みんなと過ごしたこの4年間が。
大好き。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
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