阪急電車
本 「阪急電車」 有川浩 ★★★★☆
短編連続集。
1話1話が全く重たくなく、ストレートな表現なので、さらりと読める一冊。
乗客一人ひとりにはそれぞれの物語が詰まっている。
物語同士が出会って初めて生まれる新たな展開。
その瞬間はほんの一時かもしれないけれど、数珠繋ぎのようにどんどん紡がれていく。
心温まるなぁ、ほっこりする。
人物描写が本当にいい。感情移入しやすくて、ぐいぐい引き込まれる。
特に女性視点。
結婚を目前にして友人に寝取られた女性。
どうしようもない暴力男に耐え忍ぶ女性。
集団にしがみつこうと無理やり合わせにいく女性。
彼女たちはささいな出会いをきっかけに、人生の一歩を踏み出していく。
本を読み終わった後に、前向きになれる。
まぁ実際、人は他人に無関心、もしくは関わらないようにしているものだから、
本作の展開はかなりリアリティーに欠ける。
けれど、単なる日常の一コマの中に、
凛とした生き方っていうのかな、なんていうか...
モラル?正義感?みたいなものが伝わってくるの。
うまく表現できないけど。
それが読んでいて清々しく爽快。
たまに言葉の使い回しに違和感を覚えちゃうのがネック。
私の語彙力が足りないのかもしれないけれど笑
宝塚南口、西宮北繰り、その駅を知っているからこそ余計に楽しい。
電車に乗る時は、携帯・音楽族の私だけど、
今度今津線に乗る時は、そっと窓の外を覗いてみよう。
そして、運命的に同じ電車に乗り合わせた人たちの、色んな物語に想いを巡らせてみよう。
短編連続集。
1話1話が全く重たくなく、ストレートな表現なので、さらりと読める一冊。
乗客一人ひとりにはそれぞれの物語が詰まっている。
物語同士が出会って初めて生まれる新たな展開。
その瞬間はほんの一時かもしれないけれど、数珠繋ぎのようにどんどん紡がれていく。
心温まるなぁ、ほっこりする。
人物描写が本当にいい。感情移入しやすくて、ぐいぐい引き込まれる。
特に女性視点。
結婚を目前にして友人に寝取られた女性。
どうしようもない暴力男に耐え忍ぶ女性。
集団にしがみつこうと無理やり合わせにいく女性。
彼女たちはささいな出会いをきっかけに、人生の一歩を踏み出していく。
本を読み終わった後に、前向きになれる。
まぁ実際、人は他人に無関心、もしくは関わらないようにしているものだから、
本作の展開はかなりリアリティーに欠ける。
けれど、単なる日常の一コマの中に、
凛とした生き方っていうのかな、なんていうか...
モラル?正義感?みたいなものが伝わってくるの。
うまく表現できないけど。
それが読んでいて清々しく爽快。
たまに言葉の使い回しに違和感を覚えちゃうのがネック。
私の語彙力が足りないのかもしれないけれど笑
宝塚南口、西宮北繰り、その駅を知っているからこそ余計に楽しい。
電車に乗る時は、携帯・音楽族の私だけど、
今度今津線に乗る時は、そっと窓の外を覗いてみよう。
そして、運命的に同じ電車に乗り合わせた人たちの、色んな物語に想いを巡らせてみよう。
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あんこ
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自己紹介:
考える力がほしい。本気になれる力がほしい。感性豊かな人になりたい。すべてを包容できる人になりたい。思うばかりでは、叶わない。そんな人間。